自分に自信がない…を解消する一歩目は、他人の褒め言葉を受け取ること。
「自分に自信がないです…自信をつけるにはどうしたらいいですか??」というご質問をよくいただきます。
自信がなくても生きていけますが、やっぱり幸せに生きていくには大切。
それに、起業をしているなら、「自分自身」が商品なので、その自分自身に自信を持てるかどうかというのは、本当に大事なポイントになります。
今回は「自信がない」を抜け出すための一歩目の具体的行動としておすすめな「受け取り上手を目指そう」ということについてお届けします^^
受け取り下手のあるある
「すごいですね!」「素敵ですね!」「頑張ってるね!」「センスいいね!」などなど、日常の中で、周りの人やお客様に褒めていただくことは多々あると思います。
そのときに
「いやいや、全然ですよ^^;」
「そんなことないですよ、ただ○○なだけですー!」
「えー!?とんでもない!○○さん(←ほめてくれた人)の方がすごいじゃないですかー!」
なんて、言葉を返していたりしませんか??
過去に、全く自分に自信がなかった私。
昔は、思いっきりやっていました。笑 (特に3番目の褒め返しを…^^;)
これが、受け取り下手さんの特徴です。
受け取り下手も重症化すると、お客様からの嬉しいお声、満足のご感想でさえ、「適当に気を使って言ってくださってるにちがいない」なんて思えてくる…なんていうことにも。
お客様には十分喜んでいただけてるのに、「これでは満足してもらえない」と自分を追い込んでまったり。
「もっとがんばらないと人が離れてしまう…」なんて不安に駆られて、過剰にがんばってしまったり。
受け取り下手は、そんな苦しい状況をも生み出してしまうのです。
「謙虚さ」と「受け取らないこと」はちがう
受け取り下手になってしまう原因のは、私の場合、2つありました。
1.「謙虚は美徳」とどこかで思っていて。謙虚であることと受け取らないことを混同してしまっている。
2.実際に自分に自信がないから受け取りきれない。
過去の私も同じくですが、人の目を気にする人ほど、1の理由が上がりやすいように思います。
褒め言葉を「社交辞令」や「裏がある」と思ってしまう
上の原因に加えて
褒め言葉をもらうと、それが社交辞令なんじゃないかと思ってしまう…
褒められて喜んだりしたら、あとから裏で「あの人喜んじゃってさ…笑えるよね」なんて陰口を叩かれるんじゃないかと思ってしまう…
だから、本当に素直に喜んでいいのか?と思ってしまう…という人もいます。
そういう人は、もしかしたら、普段から、自分自身が他人に対して、社交辞令を言っていたりするのかも?!
自分が思ってもないことを人に伝えることをしてしまうと、他の人の言葉も素直に受け取れなくなってしまうのは当然。
まずは普段から「本心の言葉だけをなるべく口にする」という心がけを大事にしてみるのもひとつですね。
そして、たとえそれがもし本当にお世辞だったとしても、相手は少なくとも「あなたを喜ばせよう」「いい気分になってもらえたらいいな」と思って口にしてくれたはずです。
褒め言葉は言葉のプレゼント
本当は言わなくてもいいはずの褒め言葉を、わざわざ口にして伝えてくれるなんて、本当にありがたいことですよね。
「すごいね」「素敵だね」「センスあるね」..etc、それらは全て「他の人からのプレゼント」です。
もしあなたがお友達に「お土産買ってきたよー!」「たまたまあなたに似合いそうだと思ったから!」なんて、プレゼントを渡されたら「わぁー!ありがとう♡」って受け取りますよね。
まさか「いやいや、いらないです」「私になんて似合いません」なんて断ったりしませんよね^^
褒め言葉はそれと同じ。
相手から差し出された目には見えない「言葉のプレゼント」!!!
そう思うと、素直に「ありがとうー!」って受け取るのは、相手へのマナーですよね^^
褒められると落ち着かない場合は??
とはいえ、受け取ろうとすると、違和感たっぷりでザワザワする…気持ち悪くて落ち着かない…なんていうこともあるかと思います。
そんな時は、そのザワザワする「えー!うそでしょ、私全然そんなことないよ…ありえないよ…でも、でも…」っていう心の声を、ぜーんぶ一旦心に納めた上で、ひとこと「ありがとう」って言葉だけを口にしてみてください。
「(私はそんな風には思ってなかったけれど、あなたがそう言ってくれる人なら…そうなのかもしれない?!)ありがとう♡」なんて、ザワザワする部分を全部心の中でカッコに入れて。
ただ「ありがとう」とだけ伝えて、あとは素直に受け取ってみるところから、始めるといいかなと思います^^
褒め言葉を拒否するたびに、それが事実として強化されていく
受け取らないことを続けて、「いえいえ、私なんて全然すごくないです」なんて口にしていると…恐ろしいことがもうひとつ。
脳は「すごくないです」という言葉の真偽は理解できないので、「私=すごくない」という部分をそのまま真実としてインプットしてしまいます。
すると、褒め言葉を否定するたびに自分の無意識の中に「私=すごくない」というのが、どんどん刷り込まれて強化されていき、ますます自信がなくなっていってしまうのです。
マナー違反なうえに、自分の自信も余計になくなる…何もいいことないですよね^^;
まとめ
いかがでしたか?
受け取り下手って、すごくもったいないですよね。
伝えた言葉を素直に受け取ってもらえると、伝えた人も嬉しいし、気持ちがいいもの。
素直な人って、やっぱり人に好かれます。
自分に自信を持つための一歩目トレーニングとして、今日から!
ぜひ「受け取り上手」を目指してみてください^^