コロナの逆境を乗り切るためには、柔軟性と視点の変換がポイントです。
全てのことには、2面性があると思います。
メリットとデメリット。
長所と短所。
光と影。
物事を見る時、ついつい一つの角度からばかり物事を見てしまいがちです。
どんな角度で物事を見るかは、自分のこれまでの経験や、知らない間に刷り込まれた当たり前の積み重ねによって作られた「思い込み」や「思考のくせ」によるところが大きいけれど…
でも、見る角度や立場を変えてみると、見ているものは同じなのに、なんだか全然違うように見えてくるんですよね。
コロナウィルスの影響で、世の中の流れも今までの当たり前も大きく変わっている今。
最近のセッションでも、この「柔軟性」や「視点の転換」が問われることが、すごく増えているなと思います。
最初、コロナウィルスのことがちらほらニュースに出はじめた頃は、正直ここまでの事態になるなんて想像してなかった人も多いと思います。
私も、これほどの深刻なことになるなんて思っていなくて、正直思っていませんでした。
だから、最初は「ここさえなんとか乗り切ったら!」「事態が収束したら…!!」っていうスタンスで対応策を考えていた人も多いと思います。
でも、今となっては、この状況はしばらく続く前提で物事を考えていった方が妥当。
それに、そもそも収束したとしても、これだけ激しい変化の波を乗り切った後に何もかもが「こうなる前の通り」ってことはないですよね。
そんな今、大事なことは、いかに流れに逆らわず変化に対応していくのか?ということ。
例えば、リアル→オンラインへとサービスの提供の仕方を変えている人も多いです。
でも、妥協のかたまりだと感じながら、なんとか今をしのぐ方法として続けるのか?
妥協から始まったやり方だったとしても、さらに工夫やアレンジを加えて、メリットをふんだんに生かした新たな価値へと進化させるのか?
そろそろ、その分岐点に来ているなと感じます。
今週も、愛され起業プロデュースのご相談で、体験セッション含めてたくさんの女性起業家さんたちとお話させていただきましたが、どんどんかわる情勢に、不安や行き詰まりを感じていらっしゃる方もいらっしゃいました。
でも、今の状況に、悲観的になったり諦めたりするのではなく、都合のいい希望的観測をするでもなく。
「これはこれで仕方がない」と、まずは受け入れる。
そして、改めて、これまでの常識の中にもある「デメリットや不便」「もう少しこうだったらいいのにな」ってことを考えてみる。
それを起点に、視点をずらす、ひっくり返す
そんなことをしてみると、新しいことが見えてきたりします。
セッションで、たくさんお話するうち、みなさんどんどん物事の捉え方が変わって。
新しい視点から、新たな可能性を見出して。
セッションが終わるころには、すっかり自信を持ってオファーできる「新しい価値」を持ったコンテンツ・サービスの形がクリアに!
視点を変えたことで、発想のブレイクスルーが起こり
「これ、最高ですね….♡収束して対面でできるようになったとしても、これはこれで需要のある商品になりそう!」
なんて晴れ晴れした、表情に変わるのを見るたび、私もなんとも言えない爽快感とワクワク感でいっぱいに。
日々深刻化しているようにも見える、世の中のニュースを見ていると、決してウキウキ気分にはなれませんが
「この流れに抗わず、視点を変えて前向きに進みたい!」
そんな女性起業家さんを、しっかりとサポートしていきたいと思います。