「見せる」のではなく「魅せる」を意識しよう
あなたは「見せ方」と「魅せ方」の違いを意識したことはありますか?
起業をして理想のお客様と出会うために、この二つの違いを知っている必要があります。
そして、自分で自分自身や自分の価値をを伝えていく必要がある起業家にとって、セルフブランディング=「魅せる」意識はとても大切!
売れている人は必ず自分の「魅せ方」を知っています。
「見せる」と「魅せる」の違い
それは、漢字からのイメージ通りです。
「見せる」は、客観的「事実を伝える」こと。
「魅せる」とは、「魅了する」「魅力が伝わる」こと。
ビジネスにおいて「見せる」が、自分のことや自分のサービスについての事実を客観的に伝えるイメージだとしたら。
「魅せる」は「見せる」よりも、もっと内面だったり、深い部分が伝わって、お客様の心を掴むイメージです。
例えば、想いやビジョンや世界観(価値観)・感情…など。
自然体で愛されて売れるためには、「自分をよく知ること」から始めることをおすすめしていますが、それは、「魅せる」ためには、自己理解が必須だからなんですね。
なぜ「魅せる」が大事?
人は感情の生き物なので、感情が動かないと行動をしようとしません。
そして、感情を揺さぶるのは、想いや感情です。
ノウハウや知識やスキルだけで勝負しようと思っても、よっぽどの第一人者だとか権威性がないと、あっという間に凌駕されてしまいます。
どういった資格を持ってる、どういう経歴を持っている..etc. といった部分 、つまりは「見せ方」で勝負をかけるのは、正直なところかなりハード。
混沌とした競争に巻き込まれてしまい、なかなか売れない…、一時的に売れたとしても売れ続けるのは難しい…という状況に陥ります。
でも、売れる人は「自分をどう魅せるか?」つまりは、自分の想いや内面的な部分をどうやって伝えるか?で勝負をかけます。
「魅せ方」や「ブランディング」というと、どんなデザインにする?見た目をどう整える?など、表面的な部分をイメージする方もいらっしゃいますが…
実は、そういったパッと見た目の部分というのも、深い部分があってこそ。
自分の想いや価値観やビジョンなど、深い部分を、どうやって視覚的にも伝わりやすくするか?ということから始まるので、実はすごく深い話。
・中身をより伝わりやすく、わかりやすくするために、どうラッピングする?
・空っぽの空き箱を良さげに見せるためにどうラッピングする?
明らかに、この二つは全然違うのです。
だからこそ、「魅せ方が上手い人」=自分の考えや想い・ビジョンなどを伝えて、共感を得たり、憧れの気持ちを自然と抱かせてしまう人。
お客様に「あなたがいい!」「あなたが好き!」と言わせてしまう。
それが、「魅せる力」だと思います。
「魅せる」ためにどうしたらいい?
では、「魅せる」ためにどうしたらいい??ということなのですが、それは一言で言うには難しいところです。
でも、簡単に意識できることでシェアをするとしたら…
・事実+自分なりのコメントや意見
・事実+自分なりの解釈
・事実+自分なりのアレンジ などなど
常に、「自分なりの」を意識することがひとつの方法です。
例えば、何かを学んだとしても。
学んだ事実を自分なりに咀嚼し、捉え直したり工夫してみたりして、自分の言葉で伝えてみる。
こうすることで、あなたでなくては伝えられないものと変わります。
あとは、自分の強みや魅力を知って、どう伝えていくのか?を考えてみる。
どういうふうに自分を伝えると、お客様の感情が動くのか?
「会いたい」と思っていただけるのか??
それを考えてみることで、自分のどこをどう伝えていくといいのか?は見えてくると思います^^
この時に、今の自分と大きく乖離させないことも大事ですね^^
一致感や一貫性というのも信用には大きな部分。
発信ではとっても素敵に演出していたのに、いざ実際に会ってみたら「あれ!?」なんてのは、一番印象悪いですもんね^^;
まとめ
これから出会うお客様、出会ったお客様を「魅せる」ことができると、オンリーワンな魅力で愛されて、どんどん好きになってもらうことができ、ファンという状態になっていただけます。
どうしてもあなたがいい!と言っていただく状況を作るための一歩目は、自分自身のことをよくよく知っていくことから。
「苦手….」「めんどくさいー!」と言う方は多いですが、手を抜かずに、取り組んでいきたいですね!
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