自分のやりたいことと、お客様に求められることが違うんです…への対処法。
先日、こんなご質問をいただきました。
自分がやりたいことと、お客様から求められること、両方大切だというのは理解できています。でも、自分がやりたいことと、お客様から求められることにズレがあるとき、どう考えたらいいでしょうか??
Aさま、ご質問ありがとうございます!
あなたも「商品を考えるときには、Want (やりたいこと)× Can (得意なこと・独自性) × Needs(求められること)、この3つが重なるところを探しましょう!」というのは、聞いたことがあるかもしれません。
※もし聞いたことがなければ、無料メール講座の中でもお伝えしているので読んでみてくださいね。
でも、実際のところ。
これが、そんないい具合に重ならないんです…というお悩みは多いんです。
例えば、
「やりたいこと×できること」の重なりはOK!!
で、「できること×求められること」の重なりもあって、むしろここは結構面積が大きい。
でも、「やりたいこと×求められること」がなかなか一致しない。
「やりたいこと×できること×求められること」となると、なかなかその面積が小さくなっちゃう!!
と、いった感じ。
自分がやりたいことだとしても、お客様が求められないなら(=誰も「あなたから買いたい!」と思わなければ)ビジネスにはならないし。
かといって、やりたくないことを商品にしたところで、気持ちも乗らないし、アツい情熱も湧いてこない(><)となると、お客様の心を動かすような言葉も想いも出てこない…。
こうなってくると、何を優先すればいいの?!って悩んじゃいますよね。
もちろん、やりたいことをメインに商品化する!そして、必要性を訴え続けていく!というのもナシではありません。
ビジネスにするというよりも、まずは志を貫く!という選択も、生き方としてはとっても素敵だから!
でも、ビジネスをしたい!というのであれば。
私のおすすめは、「まずは」お客様から求められることを優先する!です。
というのも、ビジネスって、「お客様の」問題解決・願望実現だから。
お役に立てて初めて成立するものであり、求められてこそ!
「じゃあ、私がやりたいことは、諦めなくちゃいけないの?!(涙)」
いえいえ、そんなことはありません!
あくまでも、「まずは」の入り口部分を、お客様に求められるものを商品・サービスとして打ち出す。
「まずは」ね!!(これは、出会いの口実のようなもの。)
もちろん、その場合「届けたいターゲット層がずれていないこと」「自分が伝えたいこと、ビジネスの目的のエッセンスはちゃんと入っていること」は重要ですよ!
(でないと、何のためにやるんだ!?ってなっちゃいますから^^;)
で、その商品・サービスを磨いて、確実にお客様に喜んでいただける、集客できる商品へと育てます。
そうして、お客様に「まずは」来ていただける状態をつくり、いいサービス提供を重ねると、お客様からの「好き」「信頼」もどんどん高まっていきます。
すると、お客様はどんどん濃いファンになってくださいます。
で、しっかりと関係性ができたところで。
一番自分がやりたいことに寄せた商品・サービスを、お客様にとってどう必要かを伝えた上で、ご提案する。
その状態であれば、きっと「欲しいです!」「お願いします!」と言っていただける可能性は高いですよね。
そうすれば、だんだんお客様の数が増え、あなたが一番やりたいサービスを受けてくださるお客様も増えていくので。
そんな様子(そのサービスを提供している様子、お客様の声、お客様の変化…そういったこと)を積極的に見せていくことで、あなたの一番やりたいサービスの魅力もより伝わるようになり、信頼や興味関心も高まっていきます。
すると、入り口商品(お客様に求められることに寄せた商品)→ 一番やりたいことを形にした商品への流れが、よりできますし。
最初から、あなたの一番やりたいサービスを求めて来てくれるお客様も増えていく可能性も!
もし、最初から、一番やりたいサービスを求めてきてくれるお客様が増えたら、入り口商品は、もはや不要ですよね!
あるいは、最初は、「求められること要素」をかなり濃くしていたとしても、だんだんと「やりたいこと要素」を濃くしていく、このやり方もありです!
(その「やりたいこと要素」は、あくまでも「お客様のお役に立てること」であることは大前提ですよ!)
そんなふうに、段階的に「自分が一番やりたいこと」にググっと寄せていくのは、スムーズな流れを作るおすすめ戦略のひとつ。
いつまでも、誰にも求めらない…と停滞しているよりは、確実にお客様と出会える、出会いやすい戦略を取るほうが、結果の出方も早いです。(軌道に乗れば、いくらでもそこからアレンジできますから^^)
もちろん、吐くほどいや!絶対にやりたくない!ってことなら、それは譲らない方がいいですよ。
でも、そこまででないのなら。
お客様に求められることに一旦寄せて、早いとこ軌道に乗せちゃう作戦、おすすめ!
Aさま、何かヒントは得られたでしょうか?お役に立てたら嬉しいです。
せっかく勇気を持って起業をしたのなら、その勇気を誰かの希望に変えてほしい!
そんな想いでいつもご相談に乗ってます。
ご質問などあれば、お気軽にメルマガや公式LINEからどうぞ!
また、「私にはどんな可能性があるのかな??」って思ったら、いつでもお話きかせてくださいね!^^