ビジネスをするにあたって、ターゲット(ペルソナ)設定はとても大切です。

誰に向けて商品サービスを届けるのか、絞った方がいい。

頭ではわかっているけれど、なかなか難しいという方も多いのはないでしょうか。

ターゲット設定は、多くの方がぶち当たりがちな壁ひとつで、ご相談の多いテーマです。

ターゲットを絞るという作業は、ビジネス全体のコンセプトを決める時だけではなく、各商品を作っていく際にも必要なので、ビジネスをしている限り何度もついて回る作業だと言っても過言ではありません。

 

今回は、ターゲットを絞ろうと思うけれど、なかなか難しい...という方に向けて、その具体的な方法について、お届けします。

 

目次

ターゲットの絞り方① :過去のお客様から考える

 

一番簡単でわかりやすい選定方法のひとつが、自分の実体験を振り返ること。

 

今まで関わった過去のお客様を振り返ってみてください。

もちろん、どのお客様も大事なのはわかりますが、その中でも特に

・こんな方のご相談に乗っているとき、自分の熱量がものすごく上がる。

・こんなお客様と関わっているときに、やりがいや楽しさを感じて仕方ない!

そういうことはなかったでしょうか?

 

毎日、こういうお客様ばっかりだったら最高だなー!!と思える方がいたら、その方は「理想のお客様(ペルソナ)」に近いということです。

 

もし、これまでに活動してきた中で...と思い返してみて、そういうお客様が一人もいらっしゃらない...ということならば、それは、そもそもこれまでのターゲットが自分の方向性とズレていた、ということですので、ここからやり直していきましょう!

 

 

ターゲットの絞り方②:普段過ごしている中で感じるもどかしさから考える

 

これからビジネスを始めるので過去のお客様事例がない、あるいは、過去のお客様の中に理想的な方がいなかった...

そういう場合は、普段過ごしている中で出会う人を考えてみるのもいいですね。

 

自分がサービス提供者として関わっていなくても、日々関わりのある人、出会う人の中に

・もっとこうしたらいいのに!

・私だったらこういうアドバイスをするのにな...

・頼まれてもいないので出しゃばりはしないけれど....ああ、なんとか力になりたいなー!

と心にひっかかる方はいないでしょうか?

 

実際に自分がサービス提供者として関わっていなくても、そんな風に「自分のサービスを受けににきてくれたらいいいのになー!!お役に立ちたい!」と思える人を書き出して、考えてみてください。

 

 

ターゲットを絞る具体的な切り口

 

どんな切り口で考えたらいいですか?というご質問も多いのですが、ざっくり分けると主にこの2つの側面から切り口を見つけていくことができます。

 

どれか1つの要素だけではなく、多くの場合はいくつかの要素を掛け合わせることでターゲットがより鮮明になります。

 

属性で考える

 

性別、年齢・職業をはじめ、年収・家族構成(既婚未婚、子供の有無)・ライフスタイル(休みや自由に使える時間はどれくらいある?)など、その人の置かれている状況で分類することができます。

 

心理状態

 

悩み、欲しい未来、これまでの経験..など、お客様の感情や内面的な部分で区切ることができます。

 

一言で言うと、どんな悩み(不安・心配)を持っていて、どんな未来を欲しいと思っているのか?ということ。

 

さらに言うと、同じ「痩せたい」でも、悩みのレベルが違ったりもするので、そのあたりも細かく書き出してみてください。心の声、よく口にするセリフ、口癖なども書き出せるといいですね!

 

ビジネスは「誰を、どんな素晴らしい未来へ連れていくのか?」ということですので、この2つめの心理状態という要素は、とくに大事です!

 

どこまで絞ればいい??

 

これも、よく聞かれるのですが...とにかく、細かく細かく細かく!です。

できれば、理想のお客様の1日(朝起きてから寝るまで)が鮮明に思い浮かぶくらいまでに。

 

なぜなら「こんな瞬間にはこんなことを考えている...」など、ペルソナ設定が細かければ細かいほど、お客様に刺さるメッセージが発信できますし、売れる商品づくりをすることができるから!!

 

それでも、とにかく全く想像もつかない!!!絞れない!という場合

 

全くゼロイチで絞ることが難しい、自分がどんなお客様に届けたいのか考えられない!という場合、行動しながら精査・選定していくというのも方法のひとつです。

 

とりあえず、ざっくりと大まかに絞れる範囲でターゲット設定して、たくさんの方と関わってみてください。

 

例えば、「子育てに悩むママ」「ダイエットしたい人(女性)」など、ざっくりと対象を設定してサービスを提供してみることで、自分がどういったお客様に向けてサービスを提供していきたいのかが見えてきます。

ぜひ、サービスを提供してみるたびに、自分の気持ちの振れ幅、熱量の上がり方というのをしっかりとチェックしてみてくださいね。

 

ある程度の人数の方に提供したら、その記録をもとに、どんなお客様、どんなレベルどんな種類のお悩みに一番熱量が上がるのか?分析していきます。

 

まとめ

いかがでしたか?

ターゲット(ペルソナ)設定は、ビジネス成功の鍵を握る「コンセプト」にも直結する、とてもとても大事なものです。

もし、一人で取り組むのが難しい...これで大丈夫かな...という場合は、ビジネス構築のプロの力を借りるのがお勧めです!

私もご相談に乗ることができますので、いつでもお気軽にご連絡くださいね。

 

 

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